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一條大蔵譚【いちじょうおおくらものがたり】

★ダイレクト移動★
*イラストやゲーム画面で楽しくわかる!
 →主要キャラクター
 →あらすじ


◆初演データ(鬼一法眼三略巻)◆

 ◎文耕堂、長谷川千四の合作
 ◎享保一六(1731)年九月十二日、大坂竹本座
 *歌舞伎では翌年の享保一七年、京都小六座が初演。
 **『一條大蔵譚』は『鬼一法眼三略巻』全五段のうち四段目にあたる。




◆解説◆

人形浄瑠璃(文楽)用に書かれ、後に歌舞伎へと移植された《丸本もの(義太夫狂言)》。

 『鬼一法眼三略巻』という作品の一部分を独立させた演目ですが、前後を知らなくても楽しめます。
「平家にうち滅ぼされた源氏の残党が、牛若丸を中心に一族再興のために奔走する」という本筋の流れだけ押さえておけば大丈夫。勧善懲悪なので何とかなります。



 主役は題名にあるとおり公家の一條大蔵卿です。
 彼は官職に就いているにも拘らず能狂言にうつつを抜かし、毎日を遊び暮らしているために筋金入りの阿呆と噂されていました。
 ところが彼には、源氏と平家に関する重大な秘密があったのです…。

 『一條大蔵譚』は、そんな大蔵卿が常盤御前といういわくつきの美女を妻にしたことをきっかけにして、彼の秘密が暴かれるまでを書いた物語です。



 常盤御前といえば源氏の頭領だった源義朝の愛妾で牛若丸の実母。夫の死後、何故か仇である平清盛の妾になった彼女にも何やら秘密がありそうですね。
 大きな見どころは、アホっぷりも含めた大蔵卿の複雑な演じ分けだといわれます。




◆予備知識◆

仕丁【じちょう】
 諸国から徴集されて諸官庁の雑役に服した人。染めてない白布の狩衣を着た仕丁は、白丁【はくちょう】と呼ばれる。
靭【うつぼ】
 矢を入れて背に負う筒型の武具。
楊弓【ようきゅう】
 座敷で遊ぶ小型の弓。的から七間半(約十四㍍)ほど離れて座ったまま射る。この話では弓の丈は二尺八寸(約八十五㌢)で矢は九寸(約二十七㌢)。
調伏【ちょうぶく・じょうぶく】
 人を呪い殺すこと。




◆主要キャラクター◆
*名前をクリックするとステータス画面が見られます。

一條大蔵長成
 阿呆として有名な公家。つい先日、平清盛から愛妾の常盤御前を下げ渡されたが、とても美人だったので嫁に迎えられてむしろ上機嫌。
 能狂言が大好きで、踊りが得意。
 実は誰にも言えない重大な秘密がある。

常盤御前
 元は源義朝の側室で牛若丸の母親だが、複雑な経緯を経て、現在は大蔵卿の妻となる。

吉岡鬼次郎
 源氏の忠臣、吉岡三兄弟の次男。十三年振りに再会した許婚のお京と結婚したばかり。

鬼次郎女房・お京
 鬼次郎の妻。武蔵坊弁慶の実姉でもある。

八剣勘解由
 大蔵卿の家来で家老職にある。

●勘解由女房・鳴瀬
 勘解由の妻。

●播磨大掾広盛
 播磨国の領主。十三年前に平清盛の指示で、お京の母を殺害した。




◆あらすじ◆
*場名をクリックするとゲーム画面が見られます。

序 幕 檜垣茶屋の場
二幕目 大蔵館曲舞の場
大 詰 大蔵館奥殿の場①
       同   ②(※核心に触れてます!)


(予定上演時間 約120分)

テーマ : 歌舞伎
ジャンル : 学問・文化・芸術

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