スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

第一回けも座公演 こけら落とし四月小(コ)歌舞伎

1.矢の根
2.一條大蔵譚(鬼一法眼三略巻)
3.廓文章


ようこそ、けも座へ!
 記念すべき第一回公演ということで、おめでたい演目を並べてみました。
 季節がバラバラですが最近は本家の大歌舞伎も季節感がないようなので、気にせずにいきましょう!

 幕開きの『矢の根』は、力強さをコミカルな様式で表現する江戸前スタイル《荒事》のひとつ。
 歌舞伎では定番キャラの《曽我五郎》という江戸時代のヒーローが主役の短い演目で、いかにも歌舞伎!といった楽しい雰囲気が味わえます。


 続く『一條大蔵譚』は『鬼一法眼三略巻【きいちほうげんさんりゃくのまき】』という作品から一場面だけを抜き出した演目ですが、もともと物語の中で浮いている部分だったので前後を知らなくてもあまり困らないようになっています。
 『鬼一法眼三略巻』は《曽我五郎》と同じく歌舞伎では定番の《源平もの》で、牛若丸こと源義経と武蔵坊弁慶の出会いを描いていますが、『一條大蔵譚』では二人とも登場しません。
 代わりにバカ殿みたいなふざけた男が活躍します。
 解りにくい要素があるので初めての観劇には向かないのですが、歌舞伎らしさが詰まった演目なので選びました。


 幕引きの『廓文章』は上方(京阪)産の歌舞伎スタイル《和事》の代表作。年末の大坂(昔は字が違った)が舞台のラブコメです。
 《和事》は荒々しい江戸の《荒事》とは反対にやわらかい雰囲気が特徴で、「なよなよした細っこい男が周りの人に迷惑をかけながら恋をする」という話が多いのですが、やわらかいといわれる芸のわりに現実的で悲惨な結末が多いのも特徴のひとつです。
 その点、この『廓文章』は珍しく単純明快でメルヘンチックと言っても過言ではない程のご都合主義。
 「とりあえずハッピーエンド」という一見投げやりに見える態度でも、磨き上げれば楽しめるということが確認できる華やかで可愛らしい演目です。


*それぞれの詳細な攻略は各演目名をクリックして移動してください。


 以上おめでたい三演目で、けも座のこけら落としを飾りたいと思います。
*けも座はこれから数ヶ月に一度、このような形で三作品ずつ歌舞伎の演目を紹介していく予定ですので、是非とも気が向いたときにお立ち寄りください!

平成廿三年四月吉日  けも座座元 けものはし

テーマ : 歌舞伎
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

けものはし

Author:けものはし
歌舞伎の新しい楽しみ方を模索するブログ
ただいま公開中!

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。